酔狂家蝶 // 十九時辺境

日記風駄文

2:この人にしては予想外

やっとこ、小ネタその2。

三人目が出てきます。よりぬるーいです。て言うか、いろんな意味でいたい。あいたた。
あとで、簡単な人物説明を「はじめに」のところに追加しておこう。


カテゴリの、「タイトル未定」から見ると見やすいかもよ。





 ちりんとベルが鳴った。用心して体ごと振り返ると、堤防をすごい勢いでママチャリが下ってくる。
「えええ!」
 思わず体を引こうとするが、すぐ後ろが川だと言うことに気付き危ういところで落ちずにすんだ。
 でも、上から自転車が、これはもう落ちてきている。
「どーいてちょーだーいなァ」
 何ですかその緊張感のない声は!
 声に憤っている間にママチャリは、坂の途中で何故かモトクロスよろしく盛大にぶっ飛び、運転手を放り出してどぼーんと水中に落ちた。
 しばらく時間が流れる。何が起こったの一体。放心していると、背後の野草が、がさごそとなる。
「意外と痛ったーいわ、これ」
 現れたのは、登場シーンは予想外だが、声は予想通りだった南天さんだった。
「けっ、怪我はないですか」
 思わず声が引きつった。
「だいじょぶー、僕ァ案外丈夫だから」
 にへらと笑う南天さんに、安堵の息をつき掛けた。が、南天さん、頭から血が流れてないですか。

  1. 2006/08/06(日) 23:36:51|
  2. タイトル未定 // 思い出したら更新中
  3. | コメント:0
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* 字書き、と見せかけて絵も描く

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