酔狂家蝶 // 十九時辺境

日記風駄文

3:この人は予想通り

日記小話そのさん。
そろそろストックが無くなってきた。(もう?

ついでに、「はじめに」の登場人物に二人追加です。

遂に明かされる主人公の名前。やたらとあっさりしてますが。

それからアレです。阿呆は良い。




 南天さんの似合わないビックリ登場のおかげで、堤防の上に人が立ったのに気付かなかったのは、本日の失敗その五くらいだ。
「真似するな南天!」
 なんだか声がする。
「見本を見せてやろう!」
 聞き覚えがある気がする。
「正しい登場の仕方はこうだ!」
 嫌な予感もする。
「トオウッ…!」
 奇声を上げて堤防から飛んだシダさんは、相当な距離を飛び越え、案の定、頭から川につっこむ。本日二回目のどぼーんが響き渡った。三十五匹の野魚が、吃驚して散っていった。
 結構な時間が経った気がする。
「シダさんって、走らない幅跳び世界一だと思う」
「コケちゃん、それは立ち幅跳び、と言うんだよ」
「ちゃん言わないでください」
 言っている間に、水面の波紋が消えた。少しずつ野魚が戻ってくる。
 突然、水面が荒れた。
「たすけてー! 泳げないこと忘れてたー!」
 溺れるシダさんを見て、色々と馬鹿らしくなってそのまま放っておいた。他の人なら必ず助けるが、シダさんは放っておいても問題ない。力の限り無視する。よくよく考えてみれば河は浅いし。
「阿呆だネー、前も溺れたでしょうが」
 横で、南天さんが正直な感想を述べた。
 南天さん、心の底から私もそう思います。
  1. 2006/08/12(土) 01:45:29|
  2. タイトル未定 // 思い出したら更新中
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* 字書き、と見せかけて絵も描く

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